仕事の事で相談があると呼び出された私は
待ち合わせの15分前にホテルのカフェに着いた。
ギリギリの時間になって彼・・・
伊藤祐樹クンがやってきた
「すいませ~ん遅くなって」「ぁあ。。大丈夫、私もさっき来たとこだから」アイスコーヒーを飲む彼と何気ない会話・・・
ドリンクを飲み終えた彼が
「麻木さん、、とりあえず飯でも行きますか」「あ。。そうやね~」カフェを出ると彼はそのホテルの最上階の
ランチブッフェが人気のスカイラウンジで
夜は本格的なイタリアンディナーという
カップル向けの高級レストラン・・・
「ちょ。。ここで話するの?マジ??」「あっ、、せっかくだからと思って
予約したんだけどダメやったかなぁ、、、」ちょっとしょんぼりする彼・・・
「ぃ。。ぃや。。そんな事ないよ
ちょっとビックリしただけ。。。」「そぅ、、良かった」少し冷たい印象の綺麗な顔立ちの彼は
笑うとあどけなさの残るなかなかのイケメンクン
高そうなシャンパンから始まり
豪華で鮮やかな料理が順番に私たちに運ばれる
なかなか話の核心、、相談には触れない彼....
食事が終わりかけた時に私から話を振ってみた
「ねぇ。。ところで相談って。。。」「あぁ、、ぅん、、じゃぁ少し飲みながら・・・」彼はワインを頼み真面目な顔で話を始めた.....
どうしても生理的に合わない彼の上の人とモメたらしく
今の仕事を辞めるかどうかの相談、、、
モメた理由は詳しく話さないけど
確かにこの2人仲が悪い・・・・・
何とか説得して考え直すという彼....
「麻木さんが、、、そう言うんなら・・・」「あはは...」「頑張るからもう少しつきあってくれる?」「ん~でもかなり飲んでるょ~~」「あと少しだけ、、、」「仕方ないなぁ~ちょっとだけだょ~
あ、、でもちょっと待ってて...電話入れてくるから」電話から戻ると既に2本目のワインがテーブルに来ていた
「伊藤クン。。ぉ酒強いね~」「そんな事ないょ~何か気分良くなって~アハハ」ワインが半分くらい減った頃何か凄く酔いが回って
「ちょっと酔ってきたみたいやし、、そろそろ...」「ぁ、、ぅん、、大丈夫?麻木さん、、、」テーブルを立つと少し足がフラついていた。。。
彼が会計をしているのを待ってると頭がボーッとして
会計を済ませ彼が話し掛ける声が遠くに聞こえだした
「麻木さん!麻木さん!!、、、、」彼の声がどんどんと遠ざかっていく・・・・・
朦朧としながらも
意識が戻った時私はホテルの一室にいた
手を拘束されタオルで口を塞がれ上半身は下着姿で...
(写真はイメージです)ソファーでワインを飲む彼が目覚めた私に気がついた
「麻木さん、、気分はどう?」口を塞がれた私はまともに話す事ができない....
怖い。。。
必死に起き上がり逃げようとする私を捕まえ
「そんな姿でどうするの、、、、、」抵抗も虚しくベットに連れ戻され涙目で嫌がる私に
「そんな顔すんなょ、、、せっかくの夜なんだし
俺、、麻木さんの事好きなんだ...」冷たい彼の手が私に触れてきた・・・・
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